二十四節気 立冬
- 藤林 丈晴

- 2022年11月9日
- 読了時間: 2分
11月8日は二十節気の「立冬」
十二支でいうと、亥(いのしし)の月になります。
したがって、戌亥空亡の人は、今月と来月は空亡の月になります。
空亡とは、
空間を表す甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の十干と、
時間を表す子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の十二支を
順番に組み合わせると
甲子
乙丑
丙寅
丁卯
戊辰
己巳
庚午
辛申
癸酉
となって、
戌と亥は余ってしまい、ペアになる十干がありません。

つまり、時間はあるけれど、空間が無いという状況。
これが空亡です。
上記の甲子から癸酉の人は、戌亥空亡というグループになります。
空亡は、時間はあっても空間がないので、
現実を自分から大きく変えることや
結果に期待して頑張りすぎることは避けたほうがよいと
一般的には言われております。
つまり、引越しや、転職、起業、新規事業に着手
といったことは避けたほうがよいでしょう。
空亡の時期は、空間がないので、悪いことは底なし、良いことは天井無し
良いことも悪いことも両極端に起きやすい不安定な時期になります。
次の飛躍に向けた準備や、
お世話になっている人への貢献や、
陰徳を積むことを心がけると良いでしょう。
現実を大きく変えることは避けるべきと話しましたが、
実際は他動的にそうなってしまうことが起こりやすい時期であるのもまた事実。
月の空亡はそこまでではないかもしれませんが、 年の空亡は影響が大きく、
私がこれまで鑑定してきた人も、
やはり空亡の年に人生の転機を迎えている人が多いです。
僕自身もそうでした。
誰しも、人生の転機となるような、
一生忘れられないくらい痛く、苦しい経験をしていて、
実はそれは空亡の時期と重なっていたりします。
未来の空亡がいつくるのか、予め把握しておけば、
心の準備ができますね。
四柱推命は運勢の波(バイオリズム)を見ることが1つの見方になります。
世間的に占いは、当たる当たらないにばかりフォーカスしますが、
そんなことに僕は価値を感じないですし、
僕からしたらどうでもよくて、
「どう活用するか?」
という視点で見るようにしております。
お客様の人生のために、鑑定書をどう活用するか?
当たる当たらないなんかよりも、
こっちの方がはるかに大事な考え方だと思って鑑定しております。
今日はこの辺で。
読んでいただき、
ありがとうございました。




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