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衰の特徴

こんばんは、四柱推命鑑定師の藤林です。


今回は、十二運星の衰(動物占いではたぬき)について、お話しします。

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十二運星とはなにか?

十二運星では何をみるのか?

については、こちらの記事をご参照下さい。

十二運星の衰は、人の一生でいうと、老人を表します。


衰は、人生のピークを過ぎ、老境を迎えていく時のような、落ち着きと深い洞察力をもたらす運気です。


衰の人は、人生を見切ったような老成した考え方をするようになり、行動も慎重で控えめです。なんとなく覇気に欠け、物足りなく見える選択をすることもあるでしょう。


物事を深いところまで考え、冷静に判断して先を読んでしまうので、妙に諦めがよいです。


縁の下の力持ち的な役割をし、一歩下がっているようにした方が物事は上手く運び、運を活かせます。


本物志向で帝旺のように派手で形だけの嘘の一流や権威に惑わされることはなく、実のあるものを得ようとするので、意外なセンスの良さを発揮します。


若くても積極性は潜みがちで自分から人と関わろうとせず、来たものを受け入れていく感じです。


同年代よりも年上、年配の人と話が合ったり、縁ができ、可愛がられます。


新しいものよりも、すでにある程度出来上がっているもの、伝統のあるものなどに心惹かれます。


年柱に衰がある人は、

物事に対して慎重で、無駄な冒険はしません。新しいことを始める際に、上手く行かなかった場合を考え、失敗しない対策を立ててから行動するタイプ。


何でもいろいろなことを知っているのに、人から聞かれないと自分から話そうとはしません。


月柱に衰がある人は、

充分に考えてから行動するといった習慣が幼いころから身についていて、最も失敗しないで慎重に人生を歩むタイプです。


派手なことが嫌いで、浮ついた考え方もしません。


常に最悪の場合を避けるように、失敗しないように行動するので、周りからは地味な生き方に見られますが、本人にとっては一番良い方法と信じて努力を積み重ねていきます。


そのため生涯を通じて安定した人生を歩みます。


慎重で無駄な冒険をするタイプではないので、友達は多い方ではありません。


じっくり時間をかけて、お互いの価値観が似ていたり、怪しいところのない人でないと心を開きません。


仲良くなるまでは時間がかかりますが、親しくなってからは安定した関係を保ち、大切にします。


信頼関係を崩さないように神経を使い、いい加減な態度や発言はほとんど考えられません。


生き方が慎重過ぎる傾向があるので、苦手と思うような人であっても、自分にはない才能や能力を持っている人であると感じたら、積極的に仲良くなるための努力が必要でしょう。


日柱に衰がある人は、

豊富な知識と経験を積み重ねながら堅実な道を歩むことを目指しましょう。


背伸びをして無責任な発言をしたり、いい加減な行動はしません。


地味であっても、周囲の人からの信頼は厚く、困ったときには相談を持ちかけられる立場にあることが望ましいです。ただし、あまりに慎重過ぎるとチャンスを逃すので注意しましょう。


年配者からの信頼は厚いかもしれませんが、年下の人からは敬遠されることもあるので、若い人とのコミュニケーションは自分から意識して取るようにしましょう。


若々しく振る舞うことができれば、バランスの取れた人格者になれます。


衰のキーワードは、

長老的な役目、知識が豊富、慎重、喧嘩の仲裁、引っ込み思案、地味な生活、謙虚な態度

といったワードになります。


日柱の干支が、乙丑・辛未・甲辰・庚戌のいずれかの人は、

日柱に衰がきますし、

日柱の十干と月柱の十二支が上記の4組になれば

月柱に衰がきますし、

日柱の十干と年柱の十二支が上記の4組になると、

年柱に衰がきます。


日柱に衰がある有名人は、私が調べて見つけたのは、

本田宗一郎さん、有村架純さん、菅 義偉さん、広瀬アリスさん、今田耕司さん、安住紳一郎さん、加藤浩次さん、東野幸治さん、関根勤さん、戸田恵梨香さん、宮迫博之さんでした。


以上で、十二運星の衰ついてのお話を終わりにします。


ご自身の命式を知りたい人は、

LINE@で生年月日を送信いただければ、

鑑定書(1枚版)を無料で送らせていただきます。

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次回の十二運星は、病人を表す病についてお話しします。


楽しみにしていてください。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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