養の特徴
- 藤林 丈晴
- 2022年9月7日
- 読了時間: 4分
こんばんは、四柱推命鑑定師の藤林です。
今回は、十二運星の養(動物占いではこじか)について、お話しします。

十二運星とはなにか?
十二運星では何をみるのか?
については、こちらの記事をご参照下さい。
十二運星の養は、人の一生でいうと、生まれたばかりのあかちゃんを意味します。
養は、保護者に守られた赤ちゃんですので、パワーはまだ微弱で環境の良し悪しに左右されやすいでしょう。
穏やかで真っすぐな気質で、将来への展望は開けていますし、自立心は旺盛です。
養の人は、どの人もおっとりしていて、せかせかせず、ほんわかしたムードを発揮し、極端な行動はあまりとらないでしょう。
周囲をなごませ、自分のペースに巻き込み、
まさに“赤ちゃん”に通じる不思議なオーラを発揮します。
ムードメーカーになったり、周囲の人からもり立てられたりしやすいです。
赤ちゃんであるがゆえに、不思議と母親、あるいは母親的な存在との縁が深くなるか、その影響を強く受けるでしょう。
そうでない場合は、自分が安心して甘えられる環境や人を求めることになります。
なるべく穏やかに生きようとし、無理はせず、誰かと争うこともめったになく、
そういう状況はなすべく避けて通ります。
プレッシャーには弱くなる傾向があります。
年柱に養がある人は、
生まれながらにして、目上の人から引き立てられる幸運の持ち主です。
どんな環境でも可愛がられて、さほど努力しなくてもそれなりもポジションを任されたりもします。
人生において、親身になって相談に乗ってくれる身近な人の存在が非常に大切で、
ひとりでは精神的に参ってしまう弱さがあります。
競争の激しい社会では挫折しないように注意しましょう。
ユーモアがあって、話が上手なところが誰からも好かれるポイントかもしれません。
月柱に養がある人は、
学校では先生や先輩に親切にしてもらったり、社会に出てからも上司や目上の人からの引き立てを受けて、順調に出世するタイプと言えます。
しかし、自立心や独立心は強くないので、素晴らしい先生に出会うことができない場合は、学歴に影響が出てしまい、希望の進学が出来ない危険もあります。
学歴を活かして安定した企業に就職できるかどうかが人生の岐路となりますし、
そうでない場合は、
社会に出てから素晴らしい上司と出会えるかが人生の岐路と言えるでしょう。
素晴らしい実業家・経営者・マネジャーとの出会うことが大切になるでしょう。
目上の人からの引き立てを受けることが多く、仮に実力が無くても人間性が認められて、順調に出世できる運の強さはあります。
素直で無邪気なところが魅力ですが、年下や後輩の面倒をみるのは苦手で、年下の友人は少ないでしょう。
どこか甘え体質で困難に直面するとすぐに誰かに助けを求めたり、精神的な強さに欠けます。
課題は精神的な強さを持つことなので、自分の事を悪く言う人とでも上手く付き合うようにするなど、精神的な強さを付けることを心がけましょう。
日柱に養がある人は、
目上の人からの引き立てを受けチャンスを広げていくためにも、普段から礼儀正しく、言葉遣いは丁寧であることが重要になります。
誰かに見守られながら活躍するタイプですから、独立したり、能力の低い人と一緒にいては満足した人生を送ることはできません。
誰とチームを組むかはとても重要で、見極めを誤ると可能性も制限されます。
年齢に関係なく、優しくされたいという気持ちが強いため、部下を持つようになると苦労します。
立場を考えて指導力が必要な場面ではしっかり指導し、年下の面倒をみることが大切です。
養のキーワードは、
素直、人から好かれる、ユーモア、後輩の面倒が苦手、甘えん坊、目上の人から引き立てを受ける
といったワードになります。
日柱の干支が、甲戌・乙未・庚辰・辛丑のいずれかの人は、
日柱に養がきますし、
日柱の十干と月柱の十二支が上記の4組になれば
月柱に養がきますし、
年柱の十二支が上記の4組になると、
年柱に養がきます。
日柱に養がある有名人は、私が調べて見つけたのは、
上白石萌音さん、田村淳さん、佐藤健さん、香川照之さん、山里亮太さん、GACKTでした。
以上で、十二運星の養ついてのお話を終わりにします。
ご自身の命式を知りたい人は、
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鑑定書(1枚版)を無料で送らせていただきます。
次回の十二運星は、少年少女を表す長生についてお話しします。
楽しみにしていてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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