冠帯の特徴
- 藤林 丈晴
- 2022年9月15日
- 読了時間: 4分
こんばんは、四柱推命鑑定師の藤林です。
今回は、十二運星の冠帯(動物占いでは黒ひょう)について、お話しします。

十二運星とはなにか?
十二運星では何をみるのか?
については、こちらの記事をご参照下さい。
十二運星の冠帯は、人の一生でいうと、思春期を終え、成人したころを意味します。
冠帯は、成人したばかりの若者の勢いを感じさせる運気です。
冠帯の人は、明るくポジティブで、自分を認めてもらおうとする勢いとガッツがあります。
行動力は沐浴を上回り、現実を自ら動かしていく力を発揮できます。
冠帯・建禄・帝旺の3つが身強の星で、冠帯は女王の星とも言われます。
女王の星ですので、女性を対象にしたビジネスに向いています。
交流関係が広くて華やかな人が多く、存在感もありますが、好き嫌いが激しく負けず嫌い。
一言多い傾向もあるので注意しましょう。
若者っぽい正義感で、後輩や困っている人に対しては親切なのですが、目上とは衝突することが多いでしょう。
人には弱みを見せられず、強がったり、見栄を張ったりしがちで、
上手な気分転換ができるとよいです。
年柱に冠帯がある人は、
目立つことが大好きで格好良い人生を送りたいと思っているでしょう。
知的好奇心が旺盛で新しくできた話題のお店にはすぐに出かけたりします。
正義感が強く、世の中の不正を許せなかったり、友達の悪口を言うような人を軽蔑してしまいます。
リーダーシップを発揮できるような環境で活躍するタイプです。
月柱に冠帯がある人は、
自分は特別な存在といった自負心が強く、幼少期から様々な分野で活躍し、それなりの結果を残すことができる運の強さを持っています。
ただし、社会に出て20代30代は苦労します。
社会で成功するのは中年以降で、人生の岐路はこの時期に出会ったチャンスをものにできるかどうかが重要になります。
重要なポイントは、失敗しても諦めず、成功するまで努力を続けること。
大器晩成タイプと言えます。
注目されたいと言った気持ちが強く、派手な交際関係を築きたいと思っているでしょう。
様々なジャンルの友達を作り会話を充実させたりペースを合わせたりすることで運も上昇しますので、幅広い人脈をつくることは重要です。
数人しか友達はいないようであれば、運に逆らった生き方なので、
友達を増やすよう努めましょう。
日柱に冠帯がある人は、
年齢に関係なく常に若々しく活動的な姿を周囲の人にアピールし、
影響力を持つことを目指しましょう。
幼少期からリーダー的な役割を担い、
誰からも注目される存在で自然と交際範囲も広がります。
様々な可能性にチャレンジして、夢や目標を達成しよと頑張りますが、
確実に成功するのは中年以降でしょう。
簡単に夢を諦めず、長期計画で目標を達成させようとすることが大切です。
仕事でもプライベートでも、常に多くの友達や仲間に囲まれ、派手な生活を送ることが才能をさらに高めます。
お洒落でスマートな印象を周囲の人に持たれながら、中年以降にビジネスで成功するのが理想の姿です。
冠帯のキーワードは、
独立精神、華やかさを好む、一言多い、社交界、女性を対象にして成功、中年以降で成功、大器晩成
といったワードになります。
日柱の干支が、戊辰、丁未、癸丑、丙辰、己未、壬戌のいずれかの人は、
日柱に冠帯がきますし、
日柱の十干と月柱の十二支が上記の6組になれば
月柱に冠帯がきますし、
日柱の十干と年柱の十二支が上記の6組になると、
年柱に冠帯がきます。
日柱に冠帯がある有名人は、私が調べて見つけたのは、
柳井正さん、石原良純さん、中田敦彦さん、横浜流星さん、上戸彩さん、鈴木亮平さん、ビルゲイツさん、綾瀬 はるかさん、小池百合子さんでした。
以上で、十二運星の冠帯ついてのお話を終わりにします。
ご自身の命式を知りたい人は、
LINE@で生年月日を送信いただければ、
鑑定書(1枚版)を無料で送らせていただきます。
次回の十二運星は、壮年を表す建禄についてお話しします。
楽しみにしていてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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