帝旺の特徴
- 藤林 丈晴
- 2022年9月17日
- 読了時間: 4分
こんばんは、四柱推命鑑定師の藤林です。
今回は、十二運星の帝旺(動物占いでは虎)について、お話しします。

十二運星とはなにか?
十二運星では何をみるのか?
については、こちらの記事をご参照下さい。
十二運星の帝旺は、人の一生でいうと、頭領の人、つまり頂点を表します。
十二運星のなかでも最もエネルギー値が高い星です。
帝旺は、実力を存分に発揮し、目的を達成していく強い運を意味します。
冠帯・帝旺・帝旺の3つが身強の星で、帝旺は王様の星とも言われます。
帝旺の人は、根拠はなくても自信にあふれ、誰のいう事も聞かず、独立独歩。
自己中心的な発想と行動が帝旺の特徴です。
パワーで何かと注目を集め、人の先頭に立って皆を引っ張っていきます。
基本的にはエネルギーを完全燃焼することを目指すので、
どんなことでも自己実現できる目標があったり、そういう環境にいれば、最高の実力を発揮できます。
ですが、自己実現の場がないと、そのエネルギーを持って余してしまいます。
イライラして周囲に干渉し、当たり散らすこともあります。
支配欲、征服欲も強くなり、周囲から持ち上げられることを好んだり、ハリボテのような形だけの権威やトップの座を求めたりもします。
エネルギーがあり余って、つい何事もやりすぎるのが難点です。
もっともっとと、上昇志向を持っても、それ以上はありません。
ピークを向かえたら衰えるのは万物の法則。
物事にこだわり過ぎないよう、限度を考えながら進むようにしましょう。
年柱に帝旺がある人は、
十二運星で最も頑固でわがままな性格。会社に就職しても上司とケンカしてやめる傾向。
若いうちに才能や能力が社会で認められれば、様々な分野で活躍できる天才肌。
ですが、そういったものが無ければ、人間関係で悩み、組織では活動できなくなるおそれがあります。
月柱に帝旺がある人は、
型破りな活動力によって、人生における岐路は様々な場面で訪れます。
学生のうちから起業して、一度も使われることなく企業のトップとして活躍することは珍しくありません。
仮に就職したとしても、いつかは独立して自分の会社を設立したいと思っています。
そのためにも、具体的な技術や能力、情報、ブレイン、パートナーなどを得ておきましょう。情熱だけで起業しても失敗します。
大きな失敗を何度か繰り返すこともありますが、人生において苦労や試練は必要で、成功するまでチャレンジをしていくといった生き方が理想の姿です。
わがままで、気性が激しく独立心旺盛で、お山の大将でいたいと思うので、無理なことを言っても断らないような友人を好みます。
一方で、自分にはない魅力や実力を持っている人にも興味を持つでしょう。
かなり個性が強く、敵も少なくありませんが、自分が信じる道を突っ走るタイプです。
孤独を感じても、新しく友達を作れば問題ないと気持ちを切り替えましょう。
日柱に帝旺がある人は、
底知れないパワーを発揮してビジネスで成功することを目指しましょう。
欲しいものはどんな手段を使っても手に入れるといった強烈な個性の持ち主で、年齢に関係なくリーダーシップを発揮します。
ビジネスに限らず、幅広い分野で成功する可能性を持っていますが、明確な目標は若いうちに持つことが重要になります。
目標が無い場合は、強烈な個性だけが目立ち、周囲の人から評価を得られず、社会からドロップアウトする危険もあります。
冷静に自分の能力を分析し、対応する力を持つことが大切です。
情熱だけでは超えられない壁があるので、専門的な技術や特殊な能力を高める努力をしていきましょう。
帝旺のキーワードは、
カリスマ、頑固、わがまま、トップ、統率、試練を乗り越える、絶対的な存在、男性を対象にして成功、独立
といったワードになります。
日柱の干支が、己巳・丙午・壬子・丁巳・戊午・癸亥のいずれかの人は、
日柱に帝旺がきますし、
日柱の十干と月柱の十二支が上記の6組になれば
月柱に帝旺がきますし、
日柱の十干と年柱の十二支が上記の6組になると、
年柱に帝旺がきます。
日柱に帝旺がある有名人は、私が調べて見つけたのは、
大泉洋さん、上野樹里さん、又吉直樹さん、星野源さん、倉科カナさん、藤田晋さん、福山雅治さん、明石家さんまさん、タモリさんでした。
以上で、十二運星の帝旺ついてのお話を終わりにします。
ご自身の命式を知りたい人は、
LINE@で生年月日を送信いただければ、
鑑定書(1枚版)を無料で送らせていただきます。
次回の十二運星は、老人を表す衰についてお話しします。
楽しみにしていてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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