建禄の特徴

こんばんは、四柱推命鑑定師の藤林です。

今回は、十二運星の建禄（動物占いではライオン）について、お話しします。

十二運星とはなにか？

十二運星では何をみるのか？

については、こちらの記事をご参照下さい。

十二運星について

十二運星の建禄は、人の一生でいうと、壮年期の人を意味します。

建禄は、運と実力を兼ね備えた発展運を意味します。

冠帯・建禄・帝旺の3つが身強の星で、建禄は王子様の星とも言われます。

建禄の人は、若い人であっても大人びた落ち着きを漂わせ、物事を安定させ、持続させようとします。

堅実さや責任感があり、無理はせず何事も一歩一歩確実に積み重ねていく努力をします。

そして、手堅く、優等生的に生きようとします。

リアリストで、現実離れした夢や理想は持たず、周囲を冷静に観察して、ハメを外さずに最良の道を選ぼうとします。

一度決めたことは、誰にも負けない粘り腰で取り組みます。

面白みには欠けますが、頼りがいのある雰囲気を発散し、人間関係の中核を担うでしょう。

抜群の継続力と安定感が長所ですが、

それだけに一度何かを定めてしまうと軌道修正が難しく、変化の多い場目にはうまく対応しきれないところがありそうです。

自分から人に合わせることは苦手で、何でも一人で背負い込む傾向があるので、内面では意外に気苦労が多い人でもあります。

上手なストレス発散を心がけるようにしましょう。

年柱に建禄がある人は、

他人にも自分にも厳しい完璧主義者。

礼儀正しく努力をしている人に対しては応援したくなりますが、

愚痴ばかり言って努力しない人を許せません。

目標を決めたら、何としてでも達成する粘り強さはありますが、情熱を持てない事には真剣になれません。

自分の方が偉いと思っている傾向があり、周囲の人が自分の思い通りにならないとむかついてしまうことも。

月柱に建禄がある人は、

派手さはなくても堅実に努力を積み重ね人生を切り開いていくタイプです。

浮ついた行動や無責任な発言はほとんどしません。

若いうちからリーダーシップを発揮し、周りからも一目置かれ、学業にも専念し社会に出てからも責任ある立場を任されるようになります。

会社勤めであれば、出世もあるでしょうし、

独立して会社を設立することも十分考えられます。

月柱は仕事運も表しますから、ここに建禄がある人は総じて社会的な地位を築く運の強さがあります。

一生懸命努力する人が好きなので、波長の合う人とだけ親しくなります。

出会ってすぐに心を開くことは珍しく、冷静に相手を観察しながらそれなりに認めた人にだけ近寄ります。

仕事中心で物事を考えるので、遊び仲間よりは仕事の関係するような人脈を築く傾向があります。

友達の多さよりは、質の高さを求め、仕事を通じてお互いに成長したり刺激し合えるような関係を理想とし、付き合う内容には自信を持っています。

日柱に建禄がある人は、

堅実に努力を重ね時間をかけて大きな目標を達成することを目指しましょう。

派手さはなくても、地道に実績を積み上げていくタイプなので、誰からも信頼が厚く穏やかな雰囲気を持っています。

親の家業を継いだり、責任ある立場を任されることで成長します。

自分のやりたいことがある場合は、困難な道であっても達成できる運の強さも持ち合わせているので、

実現させることは不可能ではないでしょう。

内に秘めた闘志から、応援者や協力者が現われます。

ただし、真面目過ぎたり、自分の世界に没頭してしまうと周りの人が目に入らなくなるので注意しましょう。

必要なのは、バランス感覚を養うことだと言えます。

建禄のキーワードは、

休みなく前進、継承、発展性、安定性、用心深い、誰かが応援してくれる、良妻賢母、努力を惜しまない

といったワードになります。

日柱の干支が、甲寅・乙卯・庚申・辛酉のいずれかの人は、

日柱に建禄がきますし、

日柱の十干と月柱の十二支が上記の4組になれば

月柱に建禄がきますし、

日柱の十干と年柱の十二支が上記の４組になると、

年柱に建禄がきます。

日柱に建禄がある有名人は、私が調べて見つけたのは、

松本人志さん、浜田雅功さん、吹石一恵さん、孫正義さん、妻夫木聡さん、熊谷正寿さん、向井理さんでした。

以上で、十二運星の建禄ついてのお話を終わりにします。

ご自身の命式を知りたい人は、

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鑑定書（1枚版）を無料で送らせていただきます。

次回の十二運星は、王様・頭領を表す帝旺についてお話しします。

楽しみにしていてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。