長生の特徴

こんばんは、四柱推命鑑定師の藤林です。

今回は、十二運星の長生（動物占いでは猿）について、お話しします。

十二運星とはなにか？

十二運星では何をみるのか？

については、こちらの記事をご参照下さい。

十二運星について

十二運星の長生は、人の一生でいうと、3歳～12歳くらいの幼児～思春期前の少年少女を意味します。

長生は、小さな子供、素直に淡々と生きます。

強く自分を押し出すことはあまりなく、泥にまみれてでも何かを成し遂げようとする気力や、障害物を乗り越えていく気力には欠けます。

トップに立つよりは、ナンバー2の立場や、補佐的、裏方的なポジションにいるのが落ち着きますし、楽に自分の個性を出すことができます。

プライベートも、親の期待を裏切らずに、常識や人の目を気にして過ごしますので、穏やかな人が多いでしょう。

信頼できるブレーン的な人を何人か持って、そこに丸ごと自分を預けてしまうのは、長生らしい賢い生き方です。

人から信用・信頼もされやすいですし、精神的見栄を張る傾向があります。

年柱に長生がある人は、

明るく楽しい性格で、なんでもバランスよくこなせる優等生タイプ。

自信過剰なところもあります。一見無理そうなことでもおだてられると頑張るお人好しです。

恋愛は、ある程度慎重で、付き合うならまず親に会って欲しいと真面目な交際を求めます。

男性は古き良き時代の女性にひかれる傾向がありますが、実際に付き合う相手は理想と離れます。

女性は家業を継ぐ長男の手伝いをする妻になる可能性が高いです。

月柱に長生がある人は、

教育熱心な両親の言うことを素直に聞いて頑張れば、希望通りの進路に就くことができるでしょう。

穏やかに成長し、文武両道で結果を出して自信を深めていくタイプです。

比較的スムーズに社会へ出ていく運の強さを持っていますが、経営者やフリーで活躍する程自立心はないので、就職先選びが重要です。

実家が自営業の場合は、家業を親から継いだとき、

企業に就職している場合、役職を得た時点が重要な場面になります。

その会社で脚光を浴びている部門かどうかはとても大切で、出世争いで出遅れると取り返すのに時間がかかります。

人間関係では、優等生タイプで誰とでも自然と仲良くなる術を心得ていますが、特定の人と深く付き合うようなことはしないため、本当に困ったときに助けてくれる友人関係を築いているかが重要です。

誰とでも友達となるのは20代・30代は問題ありませんが、

40代からは自分のことを真剣に考えてくれる友人を作ることが大切です。

そのために、自分も本気で友人と付き合う覚悟を持ち、友人が困ったときに逃げたりせず最後まで面倒をみるくらいのお付き合いをしていきましょう。

日柱に長生がある人は、

穏やかな雰囲気と教養あふれる言動が、初めて会う人に対しても信頼感を与えることができるのが強みです。

さらに信頼を高めるためにも、自身の才能や能力を高める努力を惜しんではいけません。

期待が持たれやすい分、期待を裏切ると周囲の人の失望は大きいものです。

幼少期からリーダー的な役割を担ったり、就職してからもそのような存在になれる人柄ですが、

スマートすぎるところがるので、がむしゃらさや、全力投球する姿を持つことを心がけましょう。

長生のキーワードは、

学問、習得、上品、お洒落、順応性、精神的見栄、他人からの信用、家を守る、穏やかな性格、器用

といったワードになります。

日柱の干支が、丙寅、壬申、戊寅、丁酉、癸卯、己酉のいずれかの人は、

日柱に長生がきますし、

日柱の十干と月柱の十二支が上記の6組になれば

月柱に長生がきますし、

日柱の十干と年柱の十二支が上記の6組になると、

年柱に長生がきます。

日柱に長生がある有名人は、私が調べて見つけたのは、

麻生太郎さん、内田有紀さん、前澤友作さん、有吉弘行さん、広瀬すずさん、新垣結衣さん、古舘伊知郎さんでした。

以上で、十二運星の長生ついてのお話を終わりにします。

ご自身の命式を知りたい人は、

LINE＠で生年月日を送信いただければ、

鑑定書（1枚版）を無料で送らせていただきます。

次回の十二運星は、思春期を迎えた人を表す冠帯についてお話しします。

楽しみにしていてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。